ごきげんよう
12月です。師走です。
何だか忙しない気分になりますが、街はすっかりクリスマス色
でございますね。
今年もシングルベルを盛大に鳴らします。
せめて?恋愛アドベンチャーゲームでもしようかな・・・ピコピコ
さて、先月末辺りに「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」のコンサート?へ行って参りました
高嶋さん入れて12人なんですね。
流石にクラシックの布教をされているだけあって、馴染み深い選曲をしてくださってたんで、思わず体がうずいてしまうくらい楽しかったです
トークも高嶋さんらしく?ちょっぴり黒さも織り交ぜながら(苦笑)
お客さんの反応に合わせて軽快にトークを繰り広げておりました・・・素敵過ぎ
12人分のヴァイオリンの音色が重なったり、順番にソロがあったり、動きながら弾いたり・・・勿論高嶋さんのソロもあったり・・・見た目も飽きさせない演出。
ヴァイオリンの奏法の説明をしてくれるコーナーがあったり、指揮者の体験が出来るコーナーもあったり。
奏法はどんだけのレベルで何が出来るのか全くわからないんですが、そんなに色々あるんだ〜・・・っつか説明だけ聞いてると「それって神技なんじゃ・・・」みたいなものまであって、とても興味深かったです
指揮者体験はお客さんがするんですが、超面白いものを見せてもらいました(笑)
2拍子の曲なのに、絶対4拍子でしか指揮棒が振れない方がいらっしゃって・・・。
プレーヤーも観客も大爆笑です
スゴイな、キミ、本当に素人さんかい?
流石関西人と言うべきか。
若い男の子だったんですが、あんなでかい会場で笑いをとってもあまり動じてなかったですね(苦笑)
凄まじい思い込みの激しさでございました。
あと、TVで芸能人がやっている音の聞き分け・・・名器・ストラディバリウスと通販ヴァイオリンとの音の違いを聞き比べる事もさせていただきまして(笑)
確かに違う音なんですが、通販ヴァイオリンでもプロの方が弾けば充分な音色でございました(苦笑)
高嶋さんご愛用のルーシーちゃん(ストラディバリウスの中でも上位には名前がついているそうです。)がいかに凄いかの説明を聞いてもあまりにスケールがでかくて、「はぁ・・・」と言う反応になってしまうのですが、流石は高嶋さん、大阪の方はお値段が最も気になると言う事を良くご存知で(笑)
ルーシーちゃんのお値段は教えてもらえませんでしたが、ルーシーちゃんより2段階くらい下のレベルのストラディバリウスがオークションに出て3億だったようです。
ああ・・・そうするとですね・・・今ならルーシーちゃんは5億以上にはなるんですか?
数倍値がついてる・・・とほくそ笑んだらしいので(苦笑)ご本人が手に入れたのはもっと低いかもしれませんが・・・。
それでも「億の音色」ですよ
最低でもプロとしては300万以上のヴァイオリンを使わなければお客様に聞かせられないとのぶっちゃけ話を聞くにつれ、プロじゃなくても高校生にもなればアップライトのピアノが軽く買えるくらいのヴァイオリンを使うことになるワケで。
今からでも将来でも習い事を子供にさせようと考えているなら、よ〜く考えた方がよろしいかと(笑)
個人的に嬉しかったのは、各種分数ヴァイオリンが見れたこと!
ご存知でしょうか?
ヴァイオリンは下は2歳くらいから始められるとかで、大人用を4/4サイズとして子供用に1/16サイズからあるんです。
今回は1/8、1/4、1/2、3/4・・・だったかな。もっと細かくあるんですが。
・・・とは言っても何が基準の分数なのか知りませんが、一番小さいサイズ(1/16)でも「長さ」は4/4サイズの半分以上はあります。
でもやっぱり超小さいです。かわいい
そんなこんなで、やはり高嶋さんのソロは聞き応えありましたし、トークも演奏もとても満足して帰ってまいりました
もうちょっと欲を言わせてもらえれば、もっと他の弦楽器も混ぜて12人にすれば良かったのに・・・と言う事でしょうか?
「女性ヴァイオリンのみ12人」の編成はなかったから・・・だそうですが、「女性弦楽器12人」のくくりだとあるのかな?
全部ヴァイオリンだから音に厚みが無いんですよね
ドレミの「ド」がいくら集まっても「ド」なんですよ。
せめてチェロとビオラがいるともう少し迫力が出る気はしますが、アレンジが大変かな。
ヴァイオリン以外が混ざると高嶋さんがプロデュースしにくくなるかも知れないし。
素人考えなんでその辺の是非はわからないんですが。
とにかく、キレイなお姉さん達のキレイな音に包まれて、幸せでした
そんな感じ